銀色のケモノは月夜に啼く
」のレビュー

銀色のケモノは月夜に啼く

宮野川ゆきたろ

大正浪漫と獣人

ネタバレ
2022年10月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ ツイッターで見かけて気になり、現在配信されてる3夜目まで一気に購入しました。主人公の美人な日向くんが愛妾の子なため疎まれ、離れに幽閉されてる状態なので大正らしい風景はまだあまり出て来てないですが、大正時代のお着物にケモ耳&尻尾というのがなんとも浪漫でよきですね。お使いに出た日に拾って大事に育てて来た銀色ワンコの琥撤くんが、あるトラブルから獣人の姿になったとこでは「えっ急だな!?」と思いましたが、そのあとの会話や日向くんが拾った時に戻ってみると、まだ子犬の時だったからその辺り(変幻方法とか)は教わってなかったのかな?と思ったり。獣人の姿になるのが初めてな琥撤くんが体格ヨシの男前なんだけど、よく動く耳と尻尾に加えて挙動がいちいちワンコでほほえまです。そこに美人で無自覚エッチな日向くんがいるんだから、そら本能も開花しますわな(ニマニマ)。本妻の次男坊が日向くんをいやらしい目で見ているのが正直キモいですが、まあきっと当て馬よね…頼むから日向くんに無体はすんなよと祈る気持ちです。琥撤くんと同じ色の眼をした美麗な獣人マダムなど、色んな伏線が気になり続きが楽しみです。早く琥撤くんと一緒に外の世界へ出られるといいのになぁ〜と願いながら4夜以降もワクワクしながらお待ちしてます。
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