このレビューはネタバレを含みます▼
「ペンデュラム」スピンオフ、貴族の獣人・ジュダ(α)×孤児のダート(Ω)。番に縛られたくない二人なのに、ダートの初めての発情期で番になってしまった「運命の番」。受け入れたくない現実に反発し合い、すれ違いまくった全7巻、堂々完結!途中まで単話で読んでましたが、残りはまとまってから読もうと我慢してました。あんなに仲の悪かった二人の幸せな姿に感無量…ああぁよかった…。思えば獣人と褐色肌への萌え心はこの二人が始まりだったなあ。二人だけでなく魅力的な脇キャラ達にも物語があって、この世界観にどっぷり浸かって幸せすぎる読後感でした。ウィルとフリオが意外な顛末。頑張れウィル!短編でもいいからこの二人のその後を読みたいな。終わってしまって寂しいけど、これ以上はないハッピーエンドに大満足です。あ〜でもやっぱり名残惜しい…寂しい(泣)また二人に会いたいな。