碧いホルスの瞳 -男装の女王の物語-
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碧いホルスの瞳 -男装の女王の物語-

犬童千絵

古代エジプト。

ネタバレ
2022年10月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 男装の王ハトシェプストが主役。
男勝りで、女性でありながら、父王のようになりたかったハトシェプスト。
女ということだけで、政治にかかわらせてもらえなく、後継者を生むこと、下にみられることなど、
何もかも、自分で選べないのとへの怒りと悲しみ。
でも、不屈の精神で、目標にむかいひた走る姿がかっこいい。
男性からみたら、可愛げがなくみえるかもしれませんが、この時代、どんな反発も我慢しながら、頑張るハトシェプストは、世の女性に勇気を与えていたのかなと思うと、やっぱり素晴らしいなと思います。はじめの兄王は、ほんとに嫌な奴で、その息子が似てて、どうなることかと思いましたが
そうは、ならなくてよかった。
ファラオをとりまく陰謀とかは、やはりかなり血なまぐさかったです。
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