孤高の陛下の至宝の寵姫
」のレビュー

孤高の陛下の至宝の寵姫

貫井ひつじ/森原八鹿

イラストも素敵

ネタバレ
2022年10月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 実家で疎まれて後宮に入れられた男爵家の次男が、偶然にも2回国王の命を助け寵姫にさせられたところから始まるお話。賢王と呼ばれいつも鋭い視線の国王が、実は心に傷を抱え死んでもいいと思っているのが切なかったです。受けのシリルも不遇の子でしたし…。将軍バルトの軽さとリヴィア嬢のあっけらかんとしたところが救いでした。森原先生のイラストも作品の雰囲気にとてもあっていて素敵でした。一点気になるのが、シリルの兄が送ってきたお菓子が毒だと何故ヴォルフは気づいたのかということ…。
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