このレビューはネタバレを含みます▼
4巻まで購入し、後は気になりすぎて単話を購入していますが、しのぶさんが可哀想で辛すぎる。昏睡状態で先が見えない状況のしのぶに献身的に尽くすまこと、 そんなまことを傍で支える東條。そしていつしか深い関係に・・・。
昏睡状態から目覚めたしのぶにとって、その関係を知ることがどれだけ辛かったかと思うと涙が止まらない。自分が眠っている間に、まことが抱かれる体になってその悦びを与えた東條。しのぶと東條の二人の関係が解消された後もなお、まことのなかに東條の存在を感じるしのぶ。消せない時間。埋めることのできない時間。
また、まことの生い立ちには色々ありそうだけど、まことの方が辛いそうに描かれているように感じてしまって、何度読んでで心がモヤモヤします。私的にはしのぶが絶え偲んでいる心をもっと描いて欲しいし、まことにこそ痛感してほしいなって感じました。
後半はしのぶ心情メイン多めで、しのぶの想いが届くことを願っています。