レプリカント ―羊のドリーを愛するということ―【電子限定描き下ろし漫画付き】
山田すぽこん
このレビューはネタバレを含みます▼
ネタバレ注意↓
クリスが優しすぎてセスの幸せを願って好きとも言えず、セスの婚約者の命まで助けて、本当に良い人すぎました。そんな所を前からセスはクリスを好きだったんだろうけど、もっと強引にクリスに対して独占欲をだしても良かったんじゃないのかなって思う反面、優しすぎるクリスだからこそ、セスはその気持ちを無駄にできなくて関係を発展できなかった部分もあると思います。これは考察ですが、クリスがラボのパスワードをセスの誕生日にしたのは少し気づいて欲しかった、見つけて欲しかった部分があるんじゃないかなと思います。セスの誕生日はクリスとセス本人くらいしか知らないと思うし、、、
結局本物同士の2人がおじいちゃんになるまで2人で一緒に過ごせたことは私的にハッピーエンドでした。手紙越しでしか伝えれなかった愛してるも、2人が過ごしてきたとき、体を重ねたときに気づいていると思うので、罪悪感や秘密はあっても2人で時を過ごせたと思うと、セスの婚約者には悪いけど良かったです。
こんな長いレビューを書いたのは初めてです。素晴らしい作品をありがとうございました。
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