このレビューはネタバレを含みます▼
入れ替わりもの二部作の2作目です。
1作目は小林博美先生が手掛けていますが、作家さんが違う割には、藤田先生の絵とさほど違和感なく読めた気がします。
ヒロインが自分の不始末のために入れ替わりをごり押しし、ヒーローの秘書であるアメリカ人のハンナを無理やり巻きこむ様にイラっとする気持ちや、中東のシークであるヒーローがなぜ、あんなわがままヒロインに惹かれるのか?賛否分かれるのもわかる気がします。
ただ、1作目では深く探れなかった、ヒロインの闇みたいなのも知れて、ベテランの藤田先生がそこをいい感じで仕上げてるので(笑)、シリーズものとしては面白く読めました。