このレビューはネタバレを含みます▼
薄暗さはそんなに無いんですけど、ガッツリ執着愛でした!
ヒロインが生真面目・お人よし・超鈍感で、国の慣習から年下のヒーローは対象外だと思い込む期間が長かったり、分かりやすい他人の裏の顔に気付かなかったりと読んでてモヤ〜っとする所はあります。
でもその生真面目さやお人よしなところが神童だったヒーローには大切だったんですよね。
ヒーローの独占欲もなかなか強くて、最後の方で答え合わせがありますが、ヒロインの関心を自分だけに集める手腕は大したものでした。
まあ、傍から見るとヒロインの追い込まれた状況は結構可哀想なんですけど…本人たちは幸せになれることでしょうw
ヒーローがただ天才策士なだけではなく、年下らしく子供っぽい癇癪を持っているのも可愛くて良かったです。
(254ページ+ソーニャ公式に番外編)