絶望令嬢の華麗なる離婚 ～幼馴染の大公閣下の溺愛が止まらないのです～
高槻和衣/白谷ゆう
このレビューはネタバレを含みます▼
敵役の夫と愛人がありえないほど低レベルで、1回目の人生でこんな人たちに3年も虐げられて最後は殺されたなんて信じられません。ヒロインも心の中で愚か者にはめられた愚か者だと言っていましたが、その通りだと思います。大公閣下始め、実家も王家も、前世どうにか救いの手を差し伸べられなかったのか？？今回の人生との落差が激しすぎて最早別人の話です。
敵役のカップルもここまで無能だとライバルにもならない。ヒロインがやり直す話と言うより敵役カップルが自滅する話です。敵役カップルの勘違いな目線の話もいらなかったです。いかに残念なのかをずっと解説しているようでうんざりします。最後大公閣下目線の話もありますが、急に子供時代のエピソードが出てきました。大公閣下がヒロインを殺されたあとヒロイン同様記憶を持ったまま転生していたって話を期待していました。
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