氷の勇者は恋に泣く
」のレビュー

氷の勇者は恋に泣く

桃瀬わさび/アヒル森下

ライリーの想いに涙がでます。

ネタバレ
2022年10月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自分の命を救うために、身代わりに死んだアレン。
勇者ライリーは、アレンと名乗り、感情もださ氷のように冷たく,復讐に身を投じていて、二人だけの世界から一人取り残された気持ちと、生まれ変わったアレンと出会い、また失ってしまう不安とでせめぎあっているさまが、なんともつらいなあと思いました。
なので、とにかく囲っちゃう感じで、距離感近すぎ。
でも、そんな気持ちを知る由もないイリヤ(アレン)ですが、周りから、自分がいなくなってからのライリーの様子を聞いて、今世でどうにかライリーが幸せになるように
考えます。イリヤは、太陽のようにあたたかくて、一緒にいると明るい気持ちになれる気質は変わらず、逆にライリーは執着とか、どろどろした気持ちをもってるけどひた隠してるヤンデレ的な感じ。
好きだと自覚してからのイリヤが、いろいろ悩むのもおかまいなしに、全力で囲い込もうとするライリーが必死すぎて怖いけど、かわいいと思えるイリヤのふところの深さが、年下なのに大人だなと思いました。
本編後の番外編は、二人のエロが描かれていますが、ライリーが我慢してないので、イリヤが大変そうです。
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