このレビューはネタバレを含みます▼
エセリア自身が自虐している様に、転生後の「似非リアル」な世界で、自身の転生前の知識と持ち前のポジティブ志向で、新しいトレンドをどんどん作っていく爽快さにワクワクします。婚約者のバカ王子は、エセリアの出版した乙女ゲー的な小説通りにあざといヒロインに攻略されているし、勝手に自爆しそうな勢い。この国の後継者は、第二皇子とエセリアの従姉妹で淑女のマリーリカが継いでくれそうだし。エセリアは自由を謳歌して好きなものを作り出して生きて行くと思うから、職人のクオールが恋のお相手になるのかな。けれど、エセリアはこの国の王妃の器はしっかり持っていると思うから。従姉妹のマリーリカを支えて行くとは思うけれど、エセリアの治世も見てみたい。後は、バカ王子達へのザマァをキッチリして頂きたいですね。