このレビューはネタバレを含みます▼
魔法科のコミカライズ、竹田先生の場合はキラキラした少女漫画風。アニメの絵柄に慣れている人は違和感を感じるかも知れませんが深雪やエリカがとっても美少女なので個人的には結構好きです。二人共原作では美少女という設定なので合っています。ただ、男子は全体的に線が細い気がして、そこはちょっと気にはなります。
師族会議編は達也と深雪が婚約者という立場に変わって、四葉家の一員として活躍するお話なのですが、原作は結構グロテスクでショッキングな描写も多いお話なのでどんな風に描かれるのか気になります(特に終盤)。
原作小説では三巨頭の行動が師族会議編辺りからだんだん変化して、複雑になっていくのですが、このコミカライズはその辺はサラっと流して終わりそうな予感。まぁ、結婚が決まった二人に横恋慕させよう・しようって全員で考えているだけでも十分気持ち悪いとは思いますが(笑)
師族会議編の後、ほのかの暴走はどんどん気持ち悪くなるし、七草先輩はキャラが不安定。魔法科の世界の恋愛観(結婚観?)は現代とはかなり違うらしいし、そもそも恋愛小説ではないので仕方ないのでしょうが、恋愛エピソードは色々と痛い感じが増えていきます。
次の南海騒擾編のコミカライズは完結済みですが、このお話より後のコミカライズはあるのだろうか?舞台も人間関係も複雑になるし、話の進展がすごく遅くなる。そういう意味でもこの作品の完結の仕方が気になります。