愛についての八章
」のレビュー

愛についての八章

アン・ウィール/荻丸雅子

人生は何度でもやり直しがきく👍

ネタバレ
2022年10月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初婚で添い遂げるのが理想ではあるけれど、結婚は生活だから決裂も仕方がないね。誰が良くて、悪いんじゃなくて自分にとって一番囲居心地の良い人と暮らすのがBESTと思う。今作は萩丸先生にしては少し抑え気味(?)だったような。ヒロインは天然キャラ?相性が悪い人にはイラつかせるんじゃないかなぁ。その点ヒーローにとっては遅く来た初恋だったようで、今の年齢(40歳ぐらい?)なりに攻略していっている姿が微笑ましく、だからこそ凍ったヒロインのこころも絆されていったんでしょうね。しかしよく考えると、ヒロイン元夫の母、つまり義母は自分の気に入った嫁を手なずけ夫不在の寂しさを紛らわし、不倫している息子のために離婚後の嫁の生活のために手仕事を勧める。そして大事な息子は亡くなり、嫁はスペインへ。メチャ気の毒だけど、結果、子離れできていなかった?原作ではどう描かれているのだろう?
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!