このレビューはネタバレを含みます▼
本編220p、後書き1p、書き下ろし2p、修正は白線で甘め。
全体的に静かで淡々とした優しい印象。夜中だからか疲れてるのか、181pからずっと涙と鼻水垂れ流しでした。背景が分かってから読み返すと、一つひとつの微妙な表情の意味が分かって、より切なくなります。
一周目読んだ時は、冒頭、随分あっさり受け入れるな〜と思いましたが、過去の後悔あっての実践だったのかなと(その割に受が答えを出すのはまさかの200p超えたところでしたが、、とはいえ幸せな2回目を拝めたので感無量です)。
脳内思考を細かく文字で説明してくれる漫画もわかりやすくて好きですが、当作は文字での説明が最低限で、表情から推察する部分が多く、読み手によっていろんな解釈ができそうなのも、一つの楽しみだと思います。
自分を抱いて泣き、生きてて良かったと言う攻を見て、受は何を(誰を)思ったのかなと、勝手に想像を深めて切なくなりました。
関係ないけど、卒業式のくだりでいつも思うのは、blの主人公カプは大抵ボタンむしられるよね。