龍神と許嫁の赤い花印~運命の証を持つ少女~
」のレビュー

龍神と許嫁の赤い花印~運命の証を持つ少女~

クレハ/白谷ゆう

少し物足りない。

ネタバレ
2022年10月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 鬼の花嫁や結界師の一輪華と同じ虐げられた少女がヒーローに愛されて、逆転するシンデレラストーリー。
でも溺愛されるラブラブの描写も少ないし、なかなか巡り合えないのに切なくてキュンキュンする感じも薄い。その上、意地悪をしていた村人たちをやっつけるところも、描写がすごくあっさりドーンで終わっちゃって、勧善懲悪のスッキリ感もあまりない。悪村人たちが、羨ましがったり、悔しがったり、後悔したりする様がないからスッキリ感がないんだと思う。
全体的にキャラも薄くて、表面的に話が都合良く進んだ感じ。
正直残念。クレハ先生なので、次巻に期待しています。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!