臆病者に花束を
」のレビュー

臆病者に花束を

井ノ宮みや

キレイなお話

ネタバレ
2022年10月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人気ピアニストの墨染と大学生の馨、馨が墨染の楽譜を汚してしまったことからはじまります。
タイトルから墨染が問題を抱えているのかなと思いましたが、読んでいると馨のほうがグイグイと押し付けが強かったり、そうかと思えば逃げ出したりアンバランスで 振り回される墨染が可哀想に思えました。
短編「染まる青にキス」はイギリスからやって来たクォーターの青年と染色作家のお話、こちらはこれからってところでした。
芸術繋がりで美しいお話だと思います。
どちらも攻めがいい男でした。星3.5くらい。
2022年1月 総209ページ 修正は白抜き、真っ白。
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