魔女と猫
」のレビュー

魔女と猫

黒井よだか

ダークだけど優しい魔女との純愛譚◎

ネタバレ
2022年10月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初コミックス『オメガの婿取り』がとても良かったよだかさん買い。表紙のコピーが素敵ですね〜。

今回は、裏組織で魔女狩りのある現代が舞台のちょっとグロ系ダークファンタジー、読み応えあり面白かったです!!
バイオレンス展開とよだかさんの絵がとてもよく合って◎
流血バトルありますがチビるほどではなかったですw


裏社会の運び屋vs魔女の末裔という訳あり人生の二人の使い魔契約から始まる純愛譚。


アパート隣人同士、
運び屋須藤×レアな男の魔女宇野の話。


吸血鬼BL好きですが、男性の魔女とは意外性がイイ◎
命懸け逃避行劇にゾクゾクし、闇の運び屋業が役立つ展開にニンマリできて、物悲しい人生で孤独な二人が心を溶かし合う展開にジーンときて、冒頭から引き込まれました。

生に執着のない二人の'生きてりゃ何とかなる'の台詞が深くて(涙)
殺伐とした世界なのに二人の変化はただ優しく涙が出る温かな話でした(Hは生々しいギャップ有りw)
二人の笑顔が増える未来を願ってしまいます。

二人に加え '残機1'狂犬さんのドラマも読んでみたいので、
続編とスピン出ますように(^人^)
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