魔女と猫
」のレビュー

魔女と猫

黒井よだか

魔女と使い魔

ネタバレ
2022年10月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 積読消化中〜気になっていたので新刊で購入しました。お初の作家さん。
魔女と使い魔という立場を超えた絆に涙…。
正直もっと濃くて、感情が溢れるようなストーリーがあったんですが、私の表現力がないばかりに言いたいことの三分の一も伝わらないもどかしさ…!!

運び屋兼護衛の仕事をしている須藤×魔女の寿一。
須藤の隣に住む寿一と知り合い仲良くなっていく中で寿一が魔女であることを知り、須藤は寿一と契約して使い魔の猫となり2人で魔女狩りから逃げるストーリーです。
魔女と使い魔というファンタジーな設定ですが、逃亡劇のアクションもかなり迫力があって読み応えがありました。
使い魔の回復にキスやセッが必要なのも良いですよね〜!
はじめは体力の回復の名目で抱かれていましたが、2人の絆が深まるにつれてもうそれだけじゃない濃厚な交わりに読み手としてはテンションが上がりました。
特に寿一が素肌でくっつきたがるのがキュンキュンきました。
それぞれ過去の悲しい出来事から1人きりで生きてきた須藤と寿一が、2人で一緒に生きるようになったのはすごく心が温まります。
皆さんおっしゃるように続編あれば読みたいです。ぜひ!
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