このレビューはネタバレを含みます▼
半額セールで好きなイラストだし高評価なので購入。
1巻は悪くなかった。面白い設定だなと思った。お互い秘密がバレて2巻も先が気になるから読んだ。でも3巻でうーん?そういう事かと違和感の原因に気付いた。
世間知らずなお嬢様だけど無茶して彼に迷惑かけまくる無鉄砲女子と、どんな時でも溺愛してくれるハイスペック男子。なんだか設定が昭和の漫画っぽい。でも、それだけならよくあるよね～で★をマイナスする程の事ではないのだけど、どうも?話がキチンと終わらない(笑)
無茶した挙句に絶体絶命のピンチに陥り、結局いつもハイスペックな夫が助けにくるのだけど…毎回そこで助けられた後の話に行ってしまうから「え?何が起きたの??」「どうやって脱出したの??」ってなる。後で相手は逃げたとか倒れていたとか説明はあるのだけど、問題が解決した感じが薄いまま話が続いていく。あれ?今のは絶体絶命な感じじゃなかったの??と。
しかも、助けられた後の話もラブラブ感は薄い。「なんでそこでキス??」「そのセリフの意味は?」と、愛情を表現しているというより話の流れを行為で「説明」している感じが強くて、どうして、どこに相手をもっと好きになる要素があったの?と戻って読み直す羽目に。
エピソードそのものは悪くないような気がするけれど…エピソードを説明する為にキャラが台本棒読みしているような印象。
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