このレビューはネタバレを含みます▼
発売予定から、美味しそうでかわいい表紙がずっと気になって発売日をお待ちしてました。お仕事にお疲れ気味のサラリーマン・佐伯さんと、ふわふわほんわかした雰囲気が可愛らしいパン職人・睦生くんのピュアなBL。プラス、睦生くんの従兄のイケメンパン職人・洋平さんと、幼馴染みの美人税理士・瑛司さんのお話が1話。1冊通して美味しそうなパンが盛りだくさんで、どこからも焼きたてのいい香りを感じる気がしておなかが空きました。どちらのCPも、パンを通してお互いの想いを繋げるのがメインのお話なので、肌色成分は控えめというか極少なく、濃厚BLで爛れた脳の清涼剤にも商業BL初心者さんへの入門にもなりそうな、とてもピュアな1冊です。とにかく佐伯さんが『パンの妖精』と評するほどの、睦生くんのほわほわ可愛い笑顔がほんと浄化されるレベルで尊い！こんな妖精さんがいるパン屋さんなら、そら太るの忘れて通ってまうわな……と、ウンウン頷きながら読みました。出来たら、佐伯さんと睦生くんのラブラブなその後も勿論ですが、洋平さんと瑛司さんのお話ももっと見てみたいので、おかわりを続編やスピンオフでお願いしたいところです。立ち読みで気になられたら、うっかり読み進めるとおなかが空いちゃうと思うので、まずはおやつにパンをご用意してぜひどうぞ！
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