抱きしめたくない
」のレビュー

抱きしめたくない

直野儚羅

誰もが思う

2012年4月2日
タイトルと表紙一致してねーだろ!と誰もが思う作品だと思うw

短編集なのでストーリーのタイプは様々ですが、私は表題作と「デンキ」が気に入りました。
一通り読んで思った事は、受キャラが少なからず乙女思考な所がある。
デンキの主人公・コウザはヤンキーな外見に反してモロにそうでしたが。

内容は、ヤンキーな外見だけど乙女な少年やオヤジ受け等かなり特殊系なので好きな方と苦手な方が分かれそうだな…と思いました。
私は別に抵抗はありませんでしたが。

キャラの色っぽさ(特に表題作の攻・龍也)は抜群で、何といっても一番は筋肉!(そこか…😑)
攻は勿論、受も筋肉質な所が…描写も上手いし筋肉好きの私には堪らないモノがありましたw
この骨太というかガッシリ感が素晴らしい。

ストーリーに関して言うと、この作品に限らず短編の定めと言うべきか感情の流れや展開が早い等の難点がありますが、これは流石に仕方が無い。
デンキは全3話でも程良くまとまっていたと思いましたが。
シリアス時は完全シリアスなのに、時折入るギャグシーンが良いギャップになっているのも評価出来ます。


そして一番驚いた?事。

表題作の龍也の真の職業?も結構驚いたが…
「デンキ」のコウザの兄貴はどう見てもヤの付く職業にしか見えないけど、彼の職業が判明した時が一番驚いて大爆笑したw
まさかこんなワンシーンの台詞が一番ツボに来るとは侮り難しw
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