このレビューはネタバレを含みます▼
ヤクザの義兄弟だった親友の息子の佑真を17年もの間育てた若頭補佐の芳賀。血の繋がらない父子ものです。
ヤクザなので流血などありますが、そんなに痛々しさはなく、わりとコミカルにお話は進んでいきます。カタギに見えるために若頭補佐が電車通勤って大丈夫なのかな。佑真の亡父の宗佑の存在が大きいですが、佑真も爽やかないい青年でした。もうちょっと切なくしっとりした感じでもよかったかなと思いますが(最初のエチのところとか)、これはこれでカラッとしていていいようにも思えます。芳賀が髪型や表情、姿勢で男らしくなったり、色気が出たり、初コミックスとのことですが、表現力のある作者様だなと思いました。写真を焼くところは多めにプリント～って思いましたけど、そこらへんは豪気というか、こだわらないのでしょうね。宗佑の事故ってなんだったのかなって気になりましたが、スカッとする終わりかたでとてもよかったです。
2022年8月 総231ページ 特典オマケ｢授業参観その後｣1p 修正は白抜き
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