甘く明るく前向きに。





2012年4月4日
幼い頃両親を失い7人の兄弟だけで苦労して育った銀香がある日拾った行き倒れの男は、大財閥次期社長・王子俊一郎だった…
というモノローグから始まる物語。
横恋慕など無く最初から最後までカップリングは王子×銀香しかないのでじっくり堪能出来ます。
この設定にありがちと言うか確実にある、身分や金を筆頭とする価値観相違による仲違いはこの作品でも出てきます。
しかし衝突する度に己の未熟さへの反省や、相手が言葉に出来ない真実に気付き謝る度に更に仲が良くなっていくという過程はなかなかのもの。
この時の心理描写(基本的に銀香だけで他キャラは行動や台詞のみ)が丁寧に描かれている所も評価出来ます。
王子の世間知らずだけど超天然癒しっぷりと、銀香の世話焼きで苦労&常識人というメインキャラ二人の組み合わせも面白い。
ただ、この二人は互いの目指す将来云々についてはかなり重くじっくりと描かれているが、恋愛については何というか軽い。
王子が銀香にいきなりキス→とある流れでAVを見た王子が性行為したいから頑張る!→後日本番(エロはあっさりです)な感じ。
この軽さは人によりどう思うか違うと思いますが、私はすんなり読めました。
「まあ王子だからな…」で済まされるwのと作者のセンスなんでしょうか。
(この作者の作品は初購入なので他は知りませんが)
そして忘れてはいけないのが王子の兄・光。
彼は最後まで様々な意味で重要なキャラでした。
何時でも弟を心配する姿と、最終話の社会やそれ以外でも苦労してきた大人だからこそ言える台詞。
メイン二人の次に活躍したキャラと言っても過言ではないと思います。
後は銀香の日常シーンがアットホーム的なのでかなり気に入ってます。
節約料理や皆で特売品買い出し、多感な弟の為に隠れて手編みする妹の桃華など銀香の各兄弟達もいい味を出しています。
全体的にほんわかと暖かいストーリーなので、そのタイプの作品が好きな方にお勧めです。
というモノローグから始まる物語。
横恋慕など無く最初から最後までカップリングは王子×銀香しかないのでじっくり堪能出来ます。
この設定にありがちと言うか確実にある、身分や金を筆頭とする価値観相違による仲違いはこの作品でも出てきます。
しかし衝突する度に己の未熟さへの反省や、相手が言葉に出来ない真実に気付き謝る度に更に仲が良くなっていくという過程はなかなかのもの。
この時の心理描写(基本的に銀香だけで他キャラは行動や台詞のみ)が丁寧に描かれている所も評価出来ます。
王子の世間知らずだけど超天然癒しっぷりと、銀香の世話焼きで苦労&常識人というメインキャラ二人の組み合わせも面白い。
ただ、この二人は互いの目指す将来云々についてはかなり重くじっくりと描かれているが、恋愛については何というか軽い。
王子が銀香にいきなりキス→とある流れでAVを見た王子が性行為したいから頑張る!→後日本番(エロはあっさりです)な感じ。
この軽さは人によりどう思うか違うと思いますが、私はすんなり読めました。
「まあ王子だからな…」で済まされるwのと作者のセンスなんでしょうか。
(この作者の作品は初購入なので他は知りませんが)
そして忘れてはいけないのが王子の兄・光。
彼は最後まで様々な意味で重要なキャラでした。
何時でも弟を心配する姿と、最終話の社会やそれ以外でも苦労してきた大人だからこそ言える台詞。
メイン二人の次に活躍したキャラと言っても過言ではないと思います。
後は銀香の日常シーンがアットホーム的なのでかなり気に入ってます。
節約料理や皆で特売品買い出し、多感な弟の為に隠れて手編みする妹の桃華など銀香の各兄弟達もいい味を出しています。
全体的にほんわかと暖かいストーリーなので、そのタイプの作品が好きな方にお勧めです。

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