キアロスクーロの肖像
」のレビュー

キアロスクーロの肖像

本田あき

映画のようなストーリーと圧巻のラスト

ネタバレ
2022年10月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人間の光と闇、嘘と真実、過去と現在、いろんな表裏一体が丁寧に描かれていて分厚いのにイッキ読みするぐらい惹き込まれました。
受けの春野冬馬が綺麗で陰があって色気もすごくて煽りも半端ない。
保科くんのギャップと容赦ない攻め方もすごい。
途中出てくるハードなプレイ(〇絞めお漏〇し)で、ちょっと性癖目覚めちゃいました。
全編通してハードですが、特に旅行先と、保科家でのキメ(風)は衝撃的。
そしてBL要素だけでなく、ストーリーも秀逸。
職権乱用や口止めの解決法がありがちでなく、独特で良かった。
ラストの臨場感もすごかった。
覚悟を決めた二人なら地獄も天国になるかもしれない…二人に幸あれ。
とても読み応えのある素晴らしい作品だったので、先生の作品もっと読みたかった。
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