このレビューはネタバレを含みます▼
小学2年生のときに「突発性性転換症候群」という元に戻らない病気にかかって女の子になった藤宮明(アキラ)が主人公。やんちゃな男の子だったアキラはクラスの女子ともなじめず、男子におもしろがられて服を脱がされたことから男子が怖くなり、転校して いちから女の子として生活していきます。
徐々に女の子になっていく心と体、仲良しの女子に抱く思いは何なのか、男子との距離感、母親との関係、両方の性を経験したことでアキラの人生は複雑なものとなります。
クラスメイトとの関わりがとてもリアルでときにトラブルも起きますが、一緒に成長していくところが胸アツです。
心と体の不一致ということが認知されてきた現在、この本を読むといろいろ考えされられます。
4巻の時点で中学2年生です。これからアキラがどうなっていくのか見守り続けたいです。
明日まで1巻無料で読めます。
2019年6月~