弱小貴族の娘なのに、幼馴染の侯爵令息がどこまでも追ってくる【初回限定SS付】【イラスト付】
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弱小貴族の娘なのに、幼馴染の侯爵令息がどこまでも追ってくる【初回限定SS付】【イラスト付】

海田雲野/深山キリ

前半をどこまで水に流せると思うかが問題

ネタバレ
2022年11月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 【序盤まで読んだ時点でのレビュー】
まだ前半のヒーローが行動を改める前の所なんですけど、地味に月イチ→ほぼ毎日の行動報告強要ってのが個人的な許容値を超えてたみたいで、ちょっとキツいかな。なんでだろう?
ヒロインが消極的でまったく反抗できてなかったからそう感じたのかも?
嫌がられて後悔して挽回するってネタは好きなので、最後まで読めたらいいなあ〜。

それはそれとして、細かい設定にどうしても気になるところがちょいちょいあるかな。
2章の茶会は国主催なのに王城じゃなくて教会でやるの?とか、
立食形式でお酒も出すなら茶会とは呼べないんじゃないか(普通に日中のパーティでは?)とか、
18歳の貴族だけで大規模な茶会って何人くらいいるんだろう(18歳だけでたくさんいるなら貴族の総数がすごいことになるのでは?)とか。

【追記】
前半は10歳から10年間のヒロインが抑圧されてきた過去でしたが、中盤でついに我慢してきたこと、嫌だったことをぶちまけて少しスッキリ。
傲慢だったヒーローをコテンパンにやっつけたことで、これまで素直にヒロインを褒めることすら出来なかったヒーローが、まともにアプローチできるようになってきて面白さが出てきました。
ヒーローはから回っても挽回しようと頑張るし、ヒロインもヒーローのことをちゃんと見るようになって良かったです。
前半の我慢がもっと短ければ良かったかな。
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