このレビューはネタバレを含みます▼
主人公にはイラッとしますが、好きな作品で何度も読み返してます。
2人の出会いは10年前の、妻が大学生の時に親友の集まりで出会った年上の柳二。
彼は当時からイケメンのモテ男で、妻の早苗は一目惚れで柳二も一目惚れだったようで付き合うようになり、今は結婚3年目。
まだ、子供が居ないけれど相変わらずの仲良し夫婦と言われていたが、早苗はそろそろ子供が欲しいと不妊治療も始めていたが、柳二はそう言われるのが苦痛になってきており、いつも集まる仲間で唯一の経産婦のシングルマザーの恵理に、悩みを打ち明けた所から柳二と早苗夫婦に亀裂が入りだして…。というストーリーですが、
未だに疑問なのがこの作品の主な登場人物は、
早苗、柳二、瑠偉(早苗と同学年男)、瑠偉の婚約者のなずな(2コ上)、恵理(多分柳二と同じ歳)の5人。
そもそも早苗夫婦の出会いは瑠偉が大学主催イベントに早苗を連れて行って、その時に皆と引き合わせてたけど、
その頃は柳二と恵理は30歳くらいで早苗達とは歳が離れていたし、柳二もモテ男で明るい性格なのでもっと友人とか出て来てもおかしくないけど、結局この5人でしか現在でも行動していないし、柳二と瑠偉はそんなに仲が良いの?と思いました。
恵理はバツイチのシングルマザーで派手だし、そして柳二を始めから狙ってたし。
最後の方でやっと瑠偉達はそれに気付きますが、瑠偉となずなはどう考えても恵理との共通点が無さそうなのに、なんで今でも連んでるのかが分かりません。
まあ、そんなこんなで、この先も柳二と早苗夫婦にイライラしますが、読み返したくなる作品です。