パブリックスクール
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パブリックスクール

樋口美沙緒

深い深いお話し!とくに3巻読んで!

ネタバレ
2022年11月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ このお話はとにかく深いお話しです。3巻読むとエドの見方変わりますよ!実は礼よりもエドの方が最初から愛が重いです。エドは生まれながらにしてペディグリー(高貴な血統)を持ち、礼は混血児で東洋人です。学生の時にどんなに大恋愛しても絶対周りから邪魔されて阻止され上手くいかないことがわかっているので礼の愛をあえて受け入れなかったのです。エドの好きだけど愛を受け入れられない苦しみがわかり号泣です。そして権力、全てを手にして礼を周りから守れるようになって迎えにいきます。3巻読むと1巻のエドの冷たさは目先の愛、幸せではなく未来を考えて礼の為の行動でした!号泣!
礼の方が悩んでいますが単純です。エドの深い深い強い愛を感じられます。5巻もとにかくエドがすごい!
先回りというか先見というかスパダリ超えて、貴族の長は全てお見通しというか!
もちろんハッピーエンドですが、樋口先生は只の甘々にせず、色々と難題がありますが礼に理不尽に冷遇した人には毎回きちんとエドが逆襲してくれてスッキリで気持ちいいですよ!やっぱりスパダリ‼︎
あと、貴族、血統、上流社会、階級、権力、差別イギリスでの大変お話で盛り沢山ですが、ほんとに上手く出来ていて読み応えありなので徹夜覚悟でお願いします。
あとエドの愛が重いと思ったのは、貴族には青い血が流れているらしく、エドが俺の血抜いて‼︎青くない血を入れれば…お前を苦しめずにすむ…号泣。
エドの方が覚悟が決まっています。全て捧げ全て捨てる覚悟が礼の方が純粋というか鈍感なのでかわいそうでした…笑笑
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