ブルー・ド・ロワ
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ブルー・ド・ロワ

天禅桃子

あーついに手を出してしまった‥

ネタバレ
2022年11月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 4巻まで読了。完結してから‥と思っていたのに我慢できませんでした。そしてやっぱり天禅作品が好きだ~と再確認。高校生いづみ、彼の前に現れたマナ、そこに天使と悪魔が絡んでくるお話。主要キャラ達の謎もまだありつつ5巻待ちですが、天使と悪魔の立ち位置、それぞれの関係性も複雑なようで明快で(たまに説明の仕方が豪快でカッコいいとすら思える)物語の世界に入りやすいと思います。キャラ達の恋模様も◎当初からマナが何者だろうがいづみの気持ちがブレず、優しいけど押しも強いので萌え必至です。2巻位からツン気味なマナが徐々に気持ちを自覚し、やがてお互いに求め合う様がとっても良い~!サブキャラの天使と悪魔達の関係性もドラマチックで、読み応えありです。4巻でやや不穏な空気を残して続くですが、いづみとマナの気持ちは揺るぎないものでそこはあまり心配はしていません。が、お話が気になるので5巻が待ち遠しい~!〈5巻追記〉あー終わってしまった。最終巻はやや駆け足に感じましたが、うまいこと丸く収まってハッピーエンド。いづみ無双な5巻でしたが、何が良いって虫も殺さないような顔したいづみが、マナに危害が加えられたりすると別人のように敵意を剥き出しにする所。ギャップ!他のキャラ達(大天使達やサタンの側近達)も彼等の特性含め掘り下げたらスピンオフが何本も描けてしまうのでは。これで終わりなんて勿体ない〜是非スピンオフを。宜しくお願いします(強火)一先ずは完結おめでとうございます。また1巻から読み直してきます!
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