ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】
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ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】

セキモリ/クレイン

一巻でもう泣いてました。

ネタバレ
2022年11月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 頼る大人がいないかわいそうなアリステアの子供時代のパートと、現在のパートが交互に描かれるので、美少年と大人の男の両方が楽しめます。ふんわりしているけれど子供のことは自身の命を投げうってでも絶対守るヒロインのララにも好感が持てます。

ララが魔力の量ではなく、使い方で難を切り抜けるところが好き。アリステアを弟子にしたときになんでララは殺されない確信があるのかと思ってたんですけど、危険を察知すると石化する体質だったとはびっくりです。話数が進むにつれて、ララの出自やアリステアのララを失ってからの様子がきめ細やかに描かれているので、結果を知っていても泣けるんですよ。
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