このレビューはネタバレを含みます▼
事故に遭って記憶喪失のふりをするご令嬢に不仲だったはずの婚約者がデレてきて困惑するという展開。ジーナはカルロを好いているが子供の時に喧嘩をしてからずっと反発し続け拗らせている。ちょっと意固地すぎるかな。「急に素直になれたら苦労しない」と心の中で言ったりしていますが、じゃあ一生平行線では?とツッコミたくなるし見ていてイタイ。もう少し彼女を可愛いいと思える描写がほしいです。
カルロの態度もわからない。ジーナ以外の女性との距離が近すぎるし、言動も思わせぶり。ジーナに嫉妬してほしくて態としているのなら、彼女の性格を全く把握していないと思うので上手く結婚できたとしても程なく破綻すると思う。
幼少期のカルロの身長が低すぎるという指摘を何人かの方がされていますが、おそらく作画担当の方は普段児童と接する機会がないのでしょう。物語の大筋に関係はないものの、下手にふたりの年齢を記載しているのがまずかったですね。二人ともかなり精神年齢が低く(体感13~15歳)今の時点でカルロを4歳年上にする意義も見いだせないですし。