官能小説
」のレビュー

官能小説

藤井みつる

表面的か😔

2012年5月8日
外伝のみ購入し読みましたが、藤井先生独特の居心地の悪さが好きな方にもオススメしかねます💦

・彩が椎野君と溝口さんのどちらを選ぶかまでの気持ちの動き
・椎野君の執筆に対する心構えの変化
・溝口さんの社会的立場の変化

を描いていますが、表面をなぞっただけ、と読めました。

藤井先生の味でろう“後味の悪さ”が、活かされてない、駆け足の続編になってる印象が強いです。読後の欲求不満が半端なかったです。

女の業を中核にするなら、本編の『官能小説』の、せめて半分のボリュームが無いと無理なんじゃ?
いいねしたユーザ3人
レビューをシェアしよう!