転生しまして、現在は侍女でございます。
」のレビュー

転生しまして、現在は侍女でございます。

玉響なつめ/仁藤あかね

他の方も仰ってますが

ネタバレ
2022年11月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 簡単に言えば自分語り、という書き方ですね。
主人公の主観を前面にこれでもか!てぐらいに出した体裁です。
最早、読み手は主人公の友人でずっと話を聞かされてる、そんな感じにも思えます。
人によっては合わないでしょうが、ゲームにしろ漫画やラノベにしろ、わりと感情移入して読む癖のある僕にとってはそんなに苦にはならないです。
もし、声優や俳優(女優)を目指す人が居るなら、登場人物(殆んど主人公ですが)の感情を読んだ声の出し方なんかの練習にはなるのでは?と思います。
それほどに主人公の感情が表記されてて分かりやすいです。

内容としては某乙女ゲーム(ギャルゲーの女性版?)の世界に転生したものの、キャラとして登場もしなかったモブ、て立ち位置の主人公が、悪役お姫様を悪役にならないように育成して、自分も侍女としての職務をこなしながら恋愛下手から成長していくお話?になるのかな?
途中でゲームの主人公(ヒロイン)も登場してドタバタを展開していきますが、この手の内容でよくある、ゲームの主人公が「自分が主人公」てのを前面に出してきてトラブルを生む、て感じで進んでいきます。
現在発行されてる8巻まで読みましたが、続きが楽しみです。
いいねしたユーザ2人
レビューをシェアしよう!