生きることに全身全霊

星なしで家族に無下にされ命さえ危うくなった主人公。家族はほんとに胸くそクズだったが、生きる術をおしえてくれた占い師にとの出逢い、一緒にいてくれるスライムのソラ、気をかけてくれる傭兵たち、まもってくれる獣や冒険者にとすこしずつ生きる為の出逢いがふえていくのが、ほんとうによんでいて喜ばしいし、嬉しい。それでもその対にある酷いモノたちにも出くわしてしまうわけで。そこにある絶望に近い不安感がなんとも辛い。いつか主人公が好きなモノや人にかこまれて、ちゃんと寝て食べて笑ってすごせる日々と空間ができますよう。そして話の続きをまちたい。同じ原作さんの「浄化は基本」も大好きなので好きなお話がふえてうれしい。