脳筋βは臆病Ωのお世話役
」のレビュー

脳筋βは臆病Ωのお世話役

切野

βの脳筋マネージャー×Ωの人気モデル

ネタバレ
2022年11月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 脳筋スポーツマンの新人マネージャー・司馬(β)×トラウマ持ちの人気モデル・奏(Ω)。柔道を怪我で引退して芸能事務所に入社し、マネージャー兼護衛として奏のマネージャーに任命された司馬。態度が悪く生意気な奏に手を焼いていたが、突然のヒートを機に関係性が変わっていく。最初のツンツンから、司馬を見直して態度が軟化していく奏が可愛い!奏に惹かれているのになにかと鈍感な司馬が罪深いな。奏の過去が痛々しくて、またヒート時のどうしようもないΩの本能が辛くて、番になれないβ×Ωだからこその切なさも遣る瀬なかった。でも思い立ったら一直線の司馬の脳筋具合が、臆病になりがちな奏の不安を消してくれて頼もしい。結構さらさらっと進展しちゃったり、いろいろ掘り下げ不足の部分もあるけど、読後感がよかったので星5つ。α×奏の無理矢理シーンがあるので地雷の方はご注意を。
いいねしたユーザ5人
レビューをシェアしよう!