夜明けのポラリス
」のレビュー

夜明けのポラリス

嘉島ちあき

高校生と先生の攻防

ネタバレ
2022年11月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 嘉島さんの作品を買うのは3作目。
キャラの自然な会話や話の流れがよくて過去いずれも★5をつけており、
今回初めて新刊発売タイミングで買ってみました。

モテモテで明るい積極キャラの高校生・羽賀と、
小さくてかわいい見た目の先生・由良ちゃん。

期待通り、キャラのやりとりがよく、
安易にすぐくっついちゃう展開もなく、
なんとか付き合おうと頑張る羽賀と、
それを阻止しようとする先生の攻防が楽しくよかったです。

先生もかわいいのは見た目だけで、
中身はちゃんと男だったのでよかった。

先生に信頼されてる生徒や、先生の幼馴染みも登場し、
羽賀の右往左往奮闘する様子もいじらしくてかわいい。

先生が頑なですが、じっくり時間をかけて、心情の変化に納得感をもって
最後落ちるのを見るのが楽しみなんですね。

ポラリスとは北極星。
1巻では直接それを感じる表現はないですが、
屋上にフラグが立ってるのと、天文部があることも踏まえ何かあるんだろうなぁと。

まだまだ攻防中の2人。
気になるところで終わってるので、2巻の展開が楽しみです。

1巻205ページ(描き下ろし3コマ1ページ、シーモア限定かきおろし漫画1ページ)
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