誰にも愛されないので床を磨いていたらそこが聖域化した令嬢の話
」のレビュー

誰にも愛されないので床を磨いていたらそこが聖域化した令嬢の話

ひだまり/双葉はづき

4巻まで読了

ネタバレ
2022年11月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒロインも王族も明るくノリが軽やか。文体が読みやすく状況が想像しやすい。思わず笑ってしまう表現もあり楽しく読み終えました。
王道の貴族王族然とした雰囲気ではありませんが、愉快で親しみやすく悪役以外はどのキャラも好ましいです。2巻でようやくヒロインが恋心に気づいたところなのでイチャイチャはほぼありません。でも王子がヒロインを大切にしているのが伝わってきてほわっとしました。その王子もまだ本性を隠してるような?悪役の処分もされてないしやはり続くのかいや続いてほしい。と長く思っていたらついに3巻発売。悪役の処分は明確には示されませんでした。でもヒロインが幸せそうなのでまあいいかな。作品の見どころとしてはステラがうっかり聖域作っちゃうとこだし。セシルを聖域化したの面白かったのに3巻では戻っててちょっと残念。終盤でシルヴァが語ってたけど、セシルがたまーにステラに異性として接するシーンが好き。ふだんの2人のやりとりが面白いからとくに目をひきます。あとセシルの容赦しない一面もクセになります。いつもはゆるいこと言ってたりするのに締めるとこはしめてくるし厳しいことも言うし行うし素敵。結婚してセシルは公爵になって領地に行ったし完結かな?続いてもおかしくないなと思ってたら4巻発売。領地での話でここまで王様来るし暇らしい。大丈夫かこの王様で。たまにいちゃつく2人、というかセシルが微笑ましい。ステラは自分からはあまりいかないからねぇ。たまに墓穴ってるけど。このかんじだとさらに続きそー。
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