このレビューはネタバレを含みます▼
光と内田、月城と槇村がそれぞれ似てる設定だけどちゃんと別人に見えるし、水の表現なんかも海と噴水とプールそれぞれに違いがあって、キラキラ加減がリアル。本当に絵が綺麗。だけど漫画としては惜しい。シーンとシーンの繋げ方が独特でぽんぽん時空が飛ぶし、モノローグなのか台詞なのか誰の台詞なのかも曖昧だから全体的に白昼夢みたい。というか盛り上がってるシーンはそのままの流れでカメラ長回しで読ませてほしい。重要な台詞があって、どう応えるのかな?と思ってたらパッと場面が変わってお預けをくらい、数日後?「…結局あの日、僕らは…」とかって後日談になる。その繰り返しで飽きる。