首の姫と首なし騎士
」のレビュー

首の姫と首なし騎士

蒼崎律/睦月けい/田倉トヲル

絵は好きなのに…話わかんない

ネタバレ
2022年12月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作画の人が好きで購入して最初「??」となりしばらくしてから細かくもう一回読みましたが、やっぱり分かりません。祖父の代から忠誠を誓っているはずなのに、やたらと若すぎる騎士。老いない設定のファンタジーな人なの?とか、それすらも分かりませんでした。
なぜ王子(長男)が王の資質がないと首の騎士に言われたのかもわからない。実質政務を回してるように見えるのに。「(シスコンのせいで)犯した罪さえなければ彼は王に相応しい」的な言葉もあるけど、長男なにしたの?せめて注釈くれ、と思う。「王の目」の話とかも、なぜ出した?と思うほど意味不明。手のちょびっとの傷なのに抱っこして連れてきた首の騎士と姫に対して、メイドたちがギャーギャー「首がっ!」とか怖がり叫びながら言ってるのも失礼すぎる。いや、手のかすり傷だし。
原作はすごく長い小説なんですね。小説一冊だって漫画一巻には収まらないだろうに…元々この長さのつもりじゃなかったらここまで端折らないと思うので、そもそも計画段階の話がムリだったのかな。
この漫画を読み返したくなることはないかな。絵が綺麗なだけに残念。もっと長いお話で丁寧に描いて欲しかった。
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