真綿の檻
」のレビュー

真綿の檻

尾崎衣良

面白かった!!

ネタバレ
2022年12月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作がずっと気になっていてやっと読めました。

画にかいたような毒親?毒家族?
父親以外の全員の視点で書かれているのもおもしろく。

長女が母親の標的になることはよくある。

そんな状況でも、自己肯定感低くなることもなく、
自分の力で幸せをつかみ、素敵な旦那さんと暮らせているヒロイン。
最後には、家族にはっきり言えてスッキリ。

作者様のあとがきで、母親のことを「こうもあっさり反省したりしないよな。世にいるこういうタイプの親は大体逆ギレして終わり」とありましたが、まさに!!と思いました。
うちの母親もそうだろうな。

他のお話も、二人の視点で書かれていて
おもしろかったです。
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