星守る犬
」のレビュー

星守る犬

村上たかし

一年ぶりに

2012年6月19日
読み返しましたが、やっぱり自然に泣けてきます。
特に、おとうさんとハッピーの物語に一段落つくまでが、耐えられません。

諸行無常という言葉を思い起こさせる作品。“守る”という言葉にそんな意味があるのか、と目から鱗のエピソードが散りばめてもある作品です。
でも、どんな最期だろうと本人が満足していたら、幸せだと言って良いんじゃないか、とも思います。

映画は観ていませんが、作品自体が映画みたいに進むから…本作品だけで満足です。

1話目は映画の宣伝が入り興醒めしましたが、次からは淡々と続きます。
泣かされるんじゃなく、自然に気持ちが揺さぶられて泣けてしまう、という話が好きな方にお薦め。
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