獣はひだまりに恋をする
」のレビュー

獣はひだまりに恋をする

にむまひろ

あえての通常版…!

ネタバレ
2022年12月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ ●シーモア限定版の特典が「描き下ろし2Pとカラーイラスト」ということで、イラストはSNSで拝見していたので、2Pに100ptか…と思って通常版を選択しました。(でもちょっとケチらなければよかったな、とも思ってます…笑)
●ディオンのビジュアルが好きすぎる!!そしてノア…もふもふが過ぎるーーー!!!大きなライオンさんからの溺愛も良いし、ちっちゃなキツネさんが一生懸命なのも良い。体格差も良いですね…。描き下ろしは7P、ディオンの発情期えっち(ノアが天然で煽るから抑制できてない)が大変良かったです。(良いしか書けなくてすみません…)
●獣人の世界で天候異常からのホルモン変調が起こり…というきっちりした設定があり、このあたりの描写は文字が多いですが、ちゃんと読めばなるほどフムフムとなります。まぁでもそこは大きな問題ではなくて、その薬の開発に「発情期に入ったディオンの体液」のサンプリングが必要…ってところが大事です(笑)
●ノアは半獣人で、身体も小さく日光に弱く、幼い頃からディオンが大事にしてた。ディオンは実は半獣人ではなくて獣人の変異体ということが分かり、こんな自分はノアのそばにいていいのか…と悩むが本能はノアを求める。うじうじちょっとヘタレなディオンもかわいいですが、ノアが健気にディオンを慕っているので、ディオンしっかり!と言いたくなります。
●ディオンがノアにとって光のような存在で、ディオンにとってもノアはかけがえのない存在。一方的に守られているだけではなく、きちんと対等な二人が素敵です。タイトルもとても良くて…お互いがお互いにとって“ひだまり”なんだなぁと思えました。
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