このレビューはネタバレを含みます▼
作者様買いです!お話の運び方が素敵なので全話見逃したくなく、こちらも買いました。結果大正解!原作の松本先生の描写も素晴らしいからここまで素敵なお話ができたのですね!買って良かった!受けの片思いから政略結婚という形で好いてる人の元へ嫁ぎました。家政婦たちの辛辣な対応にも自分が悪いと攻めに愚痴りもせず。攻めの無関心にもめげず、心が癒されるならとお花を飾ったり、拾った猫の世話を最後までして……なんて……なんて健気なの!攻めが酔った勢いで番ったけど、攻め側は忘れて…受けは酔った勢いの行為にも自分が裏切ったからって誰にも助けを求めず。苦痛を抱え込み僅かな体液のみで堪えて…ああ!健気。クロの神がかった活躍が攻めを目覚めさせて、嫌がらせしてた家政婦たちの行いに気づいて追い出す時はスカッとしました!それでも出張に行くということは食事も体液もその間は無くなる。今の自分は長くない、それも自分のせいだと、苦しむ様を見せたくないと…家を出てしまって。涙無しでは読めないシーンです。受けの兄が味方になって不憫な弟を死なせたくないから助けようとしますが、受けの好きな攻めと番のまま、最初で最後の恋だからと拒否したのにもまた、泣きました。攻めが受けを愛してることに気づき自分の非を認め受けを探して実家に行くところなんてドラマですよ!好き!
最後両思いで良かったです。2人とクロと仲良く暮らす新居での日常を見たかった……のが悔やまれるところですが。。。もしあるなら続刊希望です