真綿の檻【マイクロ】
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真綿の檻【マイクロ】

尾崎衣良

母と娘とは

ネタバレ
2022年12月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1〜3巻まで読みました。以前から気になっていた作品で、真綿の檻って何だろうと。柔らかいフワフワした檻⁇お見合い結婚して義父母の世話をしながらお店も手伝い、家のことは全てやって来た母親。それはストレス溜まりますわ。けど捌け口は母を慕っている娘に向けられます。いつもいつも怒鳴られて叱られて、罵られ…そんな娘は母親を嫌う所か、家事が全て出来るようになったと感謝します。結婚して優しい旦那さまと幸せに暮らしてます。この作品のいいところは、娘が母親を憎んでいないところです。母親と娘の気持ちに寄り添いながら、どの世代の方が読んでも考えさせられると作品だと思います。
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