異世界に救世主として喚ばれましたが、アラサーには無理なので、ひっそりブックカフェ始めました。
」のレビュー

異世界に救世主として喚ばれましたが、アラサーには無理なので、ひっそりブックカフェ始めました。

和泉杏花/近江谷/桜田霊子

惜しい

ネタバレ
2022年12月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 4巻まで読んで5巻を読むか考え中です。
救世主として異世界に転生する主人公が神様にあれこれ注文をつけ、快適な異世界ライフを送る…という出だしは面白いのですが、なんでも魔法で出せて読書三昧って、いくら物に不自由しなくても満たされすぎてつまらなくない?と疑問が。疑問は他にも色々あって、神様が用意してくれたお家とはいえ、土地の権利はどうなってるんでしょう。その辺うまくやったとしても、お隣さんくらい出してもよかったのでは。他には、読書好きの主人公が異世界のオーロラ祭りを知らなかったこと。異世界の有名なお祭り(要は慣習)を知らないで、異世界の本を楽しめるのだろうか?、と、ここで結構醒めちゃいました。極めつけは救世主はなんのために呼ばれたの?という疑問。救世主がトラブル起こすのが1回だけならわかるけど、2度も救世主絡みのトラブルが起きて、主人公がなんとか事態を収拾させて、って、他のトラブルについて描かれてないから、そもそも救世主を呼ばなければよいのでは?と思ってしまいました。人物の絵はかわいいけど背景が時々写真みたいでファンタジーの世界観に合わないし、イルはイケメンだけどおじさんぽくてタイプじゃないのよね…。でもブックカフェという世界観は好きなのです。もう少し細かいところが行き届いてたらハマれそうだったので残念。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!