このレビューはネタバレを含みます▼
まず、殺害・拷問などの過激描写は多分に有ります。次々と狙われ死にまくるバイオレンスバトルいっぱいな展開に反して、7人家族が仲良くワチャついてるので、賑やかでコミカルで読んでて愉快です。
楽しみ所は濃ゆいキャラ達。千年も生きた男5人女2人の兄弟それぞれが特別な能力 “ギフト” を持っていて、不老不死の彼らが過去どう生きてきたかの設定だけで延々やれる気がします。むしろそこ見たい。
自分勝手にキャラ解釈しちゃうとこんな感じ…
長男:メガネ堅物系ボーガン使い(食欲)、次男:死にたがり卑屈マッチョ(訳あり)、三男:刺青ファンキー破天荒(ヤカラ)、四男:地味苦労性サムライ(収集癖)、五男:頭脳派ショタ司令塔(尻拭い)、長女:荒ぶる気ままゴージャス美女(ツッコミ)、次女:アク強めそばかす腐女子(魔女?)
… 一言で何とかしようと思うと難しいですね。設定が盛り盛り過ぎて渋滞してしまいました。ギフトがまた面白いけどそこは作品で。
彼らに何があったのか、不老不死の呪いとは?、それを狙ってくる組織とは何なのか、能力も多くは明らかになっていないし、気になる所がいっぱい。
そしてタイトルが、素晴らしいセンスだと思います。