このレビューはネタバレを含みます▼
深愛 幼い頃から型にはめられた教育をされていた
世間知らずな女の子 メンヘラ気質
気持ち悪いくらい優しい
殺したくなるくらいヤバい毒親持ち
それに抗おうとしないメンタルの弱さ
店長 家庭が複雑で疲れてるとは言えど、
深愛の家庭環境が複雑だと知っていたはずなのに
弱さに漬け込む、というか傷の舐め合いに近い
ハルキ 押しに弱いThe真面目系クズ 日本人て感じ
この中で1番まともで可哀想な男
全てを押し付けられたこの中の被害者
ちふゆ 自己中で空気の読めないバカ女
冗談抜きで笑えないレベルのメンヘラ
決して良いとはいえなかったが、平和を壊した
最低最悪の平和ボケクソ女 見てて腹立つ
こんな感じで、ロクな人が出てきません
鬱が鬱を呼び起こし、悪化させる感じです
最初だけ読むと不幸を呼びおこしたのは深愛のように感じるかと思いますが、恐らく深愛がいてもいなくても結果は今のようになっていただろうし、なんなら今よりもドロドロになっていたと思います。
事の発端は確かに深愛なんだろうけど、浮気をダメと言えずズフズブはまっていたどうしようもない男の店長、ダメだとわかっていても止められず挙句家族にも手を出すほどの自己犠牲を持つ深愛、NOと言えない弱さを持つハルキ、クソ女ちふゆ、全てが重なり合った結果ですね。
なかなかの鬱な作品だと思います。
特にヒロインの深愛には、なんとも言えない哀愁をまとったオーラが感じられ、魅力的です。
まだ2巻しか読んでいませんが、面白いです。