このレビューはネタバレを含みます▼
まあ、画力とか、主人公を見た瞬間にあるキャラクターが思い浮かぶのは置いておくとして、ふるさと納税モドキの金策は、国が地方自治体を支援する目的だから成立するのであって、地方自治体の側から「ウチに寄付してくれたら国に納税しなくていいよ」と言う話が、成立する訳がありません。
ましてや、公爵とは国王と血縁関係のある大領主です。それが、国の税収を掠め取った日には、謀反を疑われても文句は言えません。
偉大な祖父が築き上げた物を食い潰すダメ親から、息子に転生した主人公が領地を立て直して領民を救う話なのに、祖父がそもそもポンコツだし、先ずは湯水の如く金を遣い続ける両親をどうにかしなければ、信用も信頼もないと思うのですが…