王道、中身は薄め

イケメン藍士×地味ボッチ涼。
SNSでみつけたマニアックなキャラが好きなボッチな涼。いつも人に囲まれてる藍士。王道キャラ設定。
なぜか藍士は涼に執着し、強引に付き合う感じになる2人。
涼はいつもオドオドとしていて、藍士は強引で積極的。
なぜ藍士が涼に好意を寄せたのかは安易に想像がつく展開だし、オドオドしてパリピは苦手といいつつも、藍士の優しさに絆されていく涼。これまた王道。
1巻はそれなりにチグハグな2人がイチャモダしながらもエチして、これを2巻はどう展開していくのか。
涼のオドオドがなくなってラブラブな2人になると、藍士の強引さと涼の自信なさからくる2人の関係の良さが消されるし、かといっていつまでもオドオドした涼のままだとマンネリだし、王道で中身の薄い話はこの辺りのバランスがうまく噛み合わないとおもしろくないと、あまり期待はしないで2巻を購入。
当て馬かな？と思われる堤は登場するも当て馬ほどにもならず、相変わらずオドオドしている涼だし、流し読みしかけたけど、後半はオドオドしながらも素直に甘えて、意地悪しながらも優しさ発揮する藍士がよかったです。
若干セリフ多めで絵柄もゴチャッとてて、全体を通して情報過多で読みにくい作品なので、続きがあるとしても購入はしないかな。