このレビューはネタバレを含みます▼
少し絵が古く感じる事や色々気になる点はあるのですが、1巻は王道だけど面白かったです。
2巻を読んで2人の関係性の展開が早すぎてあまり面白さを感じなくなってしまいました。
殿下はノアールの以前の行動を知っているのに、いくら以前と変わったからってそんな簡単にベタ惚れになれるのか？そしてノアールも友人として…とか言いながら本人は無意識ですが殿下を自分に振り向かせることしか考えてないし、それで殿下が自分を好きだと分かると凄くピュアな反応してましたけど、それが白々しく感じてしまいました。悪役令嬢設定ならむしろそういう計画で、殿下と(転生したゲーム内の)ヒロインの恋を応援するとかのほうがまだよかったです。
あれ？1巻の時と目的変わってない？と。
それに1巻で感じることが出来た凛として他者を思いやる気持ちが2巻では自分の事しか考えてなくて、凛とした姿何処にいった？っと思ってしまいました。
せめてお互いもう少し葛藤してほしかったです。この速さで展開するならノアールの前世でのトラウマのうじうじはいらないと思いました。
先の展開もすごく読めてしまうし、慣れるかな？と思ってましたが、表情の描き方なんでしょうけど、顔にこの表情貼り付けました！感がすごく気になってしまう。
特に殿下の目がどんなに笑顔でも笑ってるように見えないです。
次巻を買うかは微妙です。
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